なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.4

なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.4

このコーナーでは、歯科医院の皆様から寄せられたお悩みや不安に、経験豊富な歯科医師の角(カド)先生がズバっとお答えします!大好評連載の第4回目です!

院長とスタッフさんの距離感…近すぎても遠くても仕事上うまくいかないことが多いのではないでしょうか?程よい距離感でいたいけど、その「いい感じの距離」がどの程度のものなのか…なかなか難しい問題ですよね。

今回も角先生に聞いてみましょう!





お悩み【No.4】


 お悩み 
ニックネーム:ゆうゆう(香川県/40代/男性/院長)

スタッフとの良い距離感を知りたいです。
院長として、あまりに距離が近いと指示が通りにくくなったり、医院としてやりたいことをしにくくなるように思います。
かといって、距離がありすぎると、院長と接するのに緊張したり、何かの提案をしにくくなるように思います。
「良い感じ」の距離感やコミュニケーションの取り方を知りたいです。



個人的に距離感が近すぎていいことはないと思っているので、仕事の関係だからそんなに仲良しこよしでなくてもいいとは思っています。
ただおっしゃる通りで、いい感じの距離感が欲しいですよね。
じゃあその「いい感じの距離感」とはどんなことかというと、プロとしての距離感だと思うんですよね。
「おっ、お前やるじゃないか!」とお互いにグッジョブをいうような距離感が自分としては好みなので、僕がやることが3つあります。

  1. 朝来た時に「来てくれてありがとう」をいうこと
  2. 「その人なりに意識していること」を聞くこと
  3. 終礼の時に「今日はどんな感じだった?おっありがとう」と軽い声掛けをすること

朝の来てくれてありがとう、は単に存在承認です。「今日もプロとして来てくれてありがとう」ということです。
「意識」に関しては、人は必ず発展しているので見えない努力をしていることが多いですし、見えない努力こそみてほしいものなので、そこを知ってあげてノセていくことが大切です。
終礼の「今日はどんな感じだった?」に関しては僕のYouTubeでも言ってるのですが、そう聞くことでその人の中で1日のフィードバックができるからなのです。

是非やってみてください!
お口が潤うように距離感が潤うこと間違いないです。


角先生のYouTubeはこちら (リンク先:角 祥太郎チャンネル|YouTube)




いかがでしたでしょうか?
円滑なコミュニケーションを求められる職場で、「プロとしての距離感」を保つことで、より仕事のしやすい環境になるんですね。

「プロとしての距離感」を保つコツは、
①朝​​​​​​​来た時に「来てくれてありがとう」と声をかけ、その人の存在承認をすること
②その人の「意識していること」を聞き、見えない努力を認めてモチベーションを上げてあげること
③終礼時に「今日はどんな感じだったのか」を聞き、その人のフィードバックのきっかけを作ること

要所要所での軽い声かけが大切なんですね。
スタッフとの距離感にお悩みの先生は、ぜひ角先生がやっている「3つのこと」を試してみてください!




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執筆者・監修者 角 祥太郎
執筆者・監修者 角 祥太郎
2005 年、東京歯科大学卒業。 2009 年、同大学大学院解剖学講座にて博士課程修了(歯学博士)。 医療法人海星会勤務、同法人副理事長・株式会社DENRICHE 代表取締役を経て、2017 年、株式会社clapping hands 代表取締役。 診療の傍ら、200名のスタッフマネジメント経験を活かして、人財育成に関して年180回以上の院内セミナーにより全国の歯科医院のチームビルディングをおこなう。

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