なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.2

なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.2

このコーナーでは、歯科医院の皆様から寄せられたお悩みや不安に、経験豊富な歯科医師の角(カド)先生がズバっとお答えします!今回はその第2回目となります。

スタッフ間やクリニック内に発生する不平不満…。皆様はどのように対処されていますか?


お悩み【No.2】

 お悩み 

ニックネーム:ゆうさん(東京都/30代/男性/勤務医)

医院のスタッフで仕事ができる人とそうでない人がいて、できる人達は手際が良くいろいろなことに気付いて積極的に働いてくれるのですが、どうしても仕事量に差が出てしまい不満が出ています。
みんな頑張って働いており、サボっている人がいるわけではないのですが、仕事を振り分けてもできる人の方が早く終わったり手が空いてしまい、結局仕事量に偏りが出てしまいます。
何か良い対応やスタッフ間の不満を和らげる方法などはありますか。



角祥太郎先生

 角先生回答 

自分も往々にしてこういうことがあり悩みました。
見ていて腹が立つんですよね「なんでこんなこともしてくれねぇんだよ!」と…。

でも色々な失敗とリカバーをして気がついたことがあるんです。
仕事ができるように見える人=何をするべきかを「理解」している人、仕事がそうでもない人=何をするべきかを「理解」していない人ということです。

モヤモヤの大半は伝わっていないということにありました。
細かくちゃんと伝わっていないところはありませんか?
ちゃんとルール化できていない、話し合いができていない、伝える言葉が大きすぎて曖昧になっている・・

基本的に、人が完全に理解し合うことは絶対になくて、分かり合えないことを分かり合うことが大切なので、何か「あれ?」と思ったら何が伝わっていないのかな?というふうに一歩引いて「伝わっているか」「ルールや仕組みや決まりや、その理由を理解できているか」の確認をして見てください!



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執筆者・監修者 角 祥太郎
執筆者・監修者 角 祥太郎
2005 年、東京歯科大学卒業。 2009 年、同大学大学院解剖学講座にて博士課程修了(歯学博士)。 医療法人海星会勤務、同法人副理事長・株式会社DENRICHE 代表取締役を経て、2017 年、株式会社clapping hands 代表取締役。 診療の傍ら、200名のスタッフマネジメント経験を活かして、人財育成に関して年180回以上の院内セミナーにより全国の歯科医院のチームビルディングをおこなう。

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