なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.1

なんでもまあるく、解決する角(カド)先生のお悩み相談室 Vol.1

このコーナーでは、歯科医院の皆様から寄せられたお悩みや不安に、経験豊富な歯科医師の角(カド)先生がズバっとお答えします!今回はその記念すべき第1回目をお送りします。


お悩み【No.1】

 お悩み 

ニックネーム:山Pさん(神奈川県/40代/男性/院長)

ミスをするたびに自分を責めてしまうスタッフがいます。
ミスをした原因をちゃんと自分で考え、先輩と話し合いながら徐々にレベルアップしているのですが、自分の中での理想像のレベルが高く、責任感も強いため、先輩や周りがサポートしてくれるのも、そこに甘えている自分もイヤになってしまい、なかなかネガティブ感情から抜け出せません。
こんな時に彼女にどんな声をかけますか?


 角先生回答 

高い高い理想だけだと、どうしても自分を高い理想と比較して減点法で見てしまい自己承認感(私いけてる感)が枯渇するケースが多くあります。

解決策としては、実際にそのスタッフさん自身の過去と比較して成長発展をしているところも多々あると思いますので、「前と比べてこういうところが良くなっているね」と見える成長を伝えた後で「○○さんなりに何か意識したことあるの?」と声をかけてあげてはいかがでしょうか?

誰しも見えない努力をしていることが多くありますし、何よりも見えない努力こそ見てほしいものです。
もし「何も意識していないです」と奥ゆかしく答えてきたら、実際に見える成長はあるわけですので「じゃあ当たり前の基準が上がってるのかもね」と声をかけてみてください。
なんだかんだで成長をしたな。という実感が全てを癒すことも多くあります。大きな理想を持つのは良いことですので、だからこそ、過去と比較して成長・発展しているところをみて伝えてみてはいかがでしょうか?



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執筆者・監修者 角 祥太郎
執筆者・監修者 角 祥太郎
2005 年、東京歯科大学卒業。 2009 年、同大学大学院解剖学講座にて博士課程修了(歯学博士)。 医療法人海星会勤務、同法人副理事長・株式会社DENRICHE 代表取締役を経て、2017 年、株式会社clapping hands 代表取締役。 診療の傍ら、200名のスタッフマネジメント経験を活かして、人財育成に関して年180回以上の院内セミナーにより全国の歯科医院のチームビルディングをおこなう。

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