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クリニックのOA機器コストを50%以上削減するコスト適正化のプロをご紹介!|歯科医院さんに知ってもらいたいお仕事図鑑①

クリニックには、レセコンや複合機、パソコン、電話機など、さまざまなOA機器があります。

実は、これらにかかる導入コストや月々の経費は、やり方次第で半分以下に削減できるのをご存知でしょうか?

今回はそんなOA機器コスト適正化のプロフェッショナル、川西利朗さんにインタビューをしました!



オフィス適正化診断士 株式会社iPREG 代表 川西 利朗

オフィス適正化診断士
株式会社iPREG 代表 川西 利朗さん

宮崎県都城市出身。OA業界、IT業界で20年以上経験した後、株式会社iPREGを設立。クリニックや中小企業の無駄な出費を減らし、業務効率化を図るためのサポートを行っている。顧客へのPCサポート経験は500件以上に及び、OA機器の設置に関する知識も豊富。プライベートでは音楽が趣味で、マーチングバンド全国大会で14 回優勝した経験をもち、高校や中学校の吹奏楽やマーチングの指導も行っている。



目次[非表示]

  1. 1.オフィス適正化診断士とはどんなお仕事?
  2. 2.オフィス適正化診断のコンサルティング費用は? 
  3. 3.オフィス適正化診断で、どれくらいコスト削減できる?
  4. 4.歯科医院にかかるコスト削減のポイント
  5. 5.歯科医院経営にかかるコストを見直してみよう


オフィス適正化診断士とはどんなお仕事?


オフィス適正化診断士とはどんなお仕事?


――「オフィス適正化診断士」という職業は初めて聞きましたが、よくあるお仕事なんですか?

川西さん: いいえ、他にはないと思いますよ。「オフィス適正化診断士」という名称は、私が自分で名付けました。
 
私は長年OA機器に関連する業界で働いていたので、OA機器が適正価格で売られていない現状も知っていました。クリニックや中小企業の方々は、それを知らずに使い続けているんです。
 
そのため、「OA業界のやり方を変え、OA機器が適正価格で販売されるようにしたい」という思いがあり、この仕事をしています。


 
――いったいどんな経緯で立ち上げたんですか?

川西さん: 10年ほど前に、ある中小企業の社長さんで、毎月15万円もの金額をコピー機の会社に支払っている方がいました。当時の業界の常識からすると、仕方ない部分もあったのですが、「他にもっと安くコピー機を利用できる方法はないのだろうか?」と、いろいろ調べてみたんです。
 
するとたったひとつだけ、「定額制のレンタルプリンター」というサービスをやっている会社があることを知りました。従業員数人ほどの、小さな会社です。レンタル料金は定額制なので、いくら使っても一定の金額以上かからないというサービスです。
 
その当時、コピー機の使用料は使った枚数分払うのが当たり前で、企業は経費を削減したくてもできないのが現状でした。ところがその小さな会社では、何枚コピーをしても定額でいいと言うのです。「そんなやり方で、商売が成り立つはずはない」と思い、私は直接その会社に伺って、コピー機を見せてもらいました。
 
「どうやって定額制にしているんですか?」と聞いたところ、その社長さんは500mlのペットボトルの形をしたインクボトルを見せてくれました。そのインク代が、たったの数百円だと言うのです。

 
――プリンターのインク代が500mlで数百円というのは、すごく安いですね!

川西さん: ええ。市販のプリンターのインクカートリッジは、15mlぐらいしか入っていないのに、1本1,000円~1,500円ほどします。自宅で年賀状を印刷するときに、カートリッジを何回も交換した記憶がある人もいるのではないでしょうか?
 
ところがそのペットボトルのインクは、カートリッジの30倍以上の量が入っていながら、数百円しかかかりません。そのため、定額制にしても1台1万円程度のレンタル料をもらっていれば、十分に商売は成り立つとのことでした。
 
結局私が相談に乗った中小企業は、このレンタルプリンターのサービスに切り替えることで、毎月15万円払っていたコピー代を3万円弱に減らすことができたんです。
 
そのときに、私は「こういう情報を知らない中小企業は、世の中にたくさんあるんだろうな」と実感しました。「それなら私が代理店をやらせてもらおう!」と思ったのが、いまの仕事を始めたきっかけです。
 
その後はプリンターだけではなく、パソコンや電話機、レセコン、電子カルテなど、いろいろなOA機器の代理店になりました。そして自分の会社でモノを売るのではなく、経営者と一緒に会社の運営を考えていくコンサルタントとして、お客様とお付き合いをさせていただくようになりました。


オフィス適正化診断のコンサルティング費用は? 


――オフィス適正化診断のコンサルタント料は、いくらぐらいかかりますか?

川西さん: ご紹介いただいたお客様からは、コンサルタント料は一切いただいていません。半年間にわたって、毎月1回程度コンサルをさせていただくのですが、すべて無料でやらせていただいています。この記事を読まれた方も、デンタルシステムズさんのご紹介ということで、無料でやらせていただきます。
 
私自身はお客様がOA機器を契約された場合に、代理店としてのフィーをいただいていますので、お客様からいただく必要はありません。もちろん、私がお話ししたOA機器を注文するかどうかは、お客様次第です。私はただ診断をして、「ここがおかしいですね。こういう製品もありますよ」とお話をさせていただくだけです。
 
コーチングをするような感覚で、お客様にひとつずつ質問をさせていただきながら、オフィスのボールペン1本から丁寧に価格の適正化をサポートしていきます。


オフィス適正化診断で、どれくらいコスト削減できる?


コスト削減


――オフィス適正化診断を受けることで、どのぐらい価格を削減できるんですか?

川西さん: 中小企業では、50%ほどの削減額が平均的ですね。年間200万円ほどの削減につながる企業が多いです。歯科クリニックの場合は、削減額がもっと大きく、50%以上は悠に減らせます。
 
レセコンや電子カルテなど、無駄に多く支払っているケースがかなり多いんですよ。こうした機器は価格設定が不透明なので、業者がやりたいようにやっているという現実があります。ただ、クリニックの経営自体が順調にいっていると、「わざわざ新しく変える必要もない」と思っておられる先生も多いですね。
 
でももしその無駄なお金を、職員のために使うことができたらどうでしょう。本当は業者に払わなくてもいいお金を、スタッフの教育や福利厚生、給与アップのために回すことができたら、クリニックもより良くなると思います。


歯科医院にかかるコスト削減のポイント

歯科医院にかかるコスト削減のポイント


――歯科クリニックが最も無駄に払っているのは何のお金ですか?

川西さん: レセコンと電子カルテが最も大きいですね。ものすごく無駄をしています。たとえば今年、電子カルテのシステムを400万円で買い替えた先生がいらっしゃいました。サーバーの他に、パソコンとプリンターのセットで購入されました。
 
内容を確認したところ、当社が紹介するクラウドシステムを使えば、150万円ほどで済むことがわかりました。ただし、クラウドシステムへの切り替えはタイミング的に難しかったので、業者はそのまま継続し、当社との価格交渉ということになりました。
 
「スペシャルモデル」と書かれた、1台30万円のパソコンのスペックを確認すると、一般に8万3千円で売られているパソコンを使っていました。内部のメモリーを、8ギガから16ギガに改造しただけのものです。4台購入しているので、パソコンだけで120万円もかかっていました。
 
さらに、1台10万円ほどのレーザープリンターを、30万円で購入していました。4台もあるので、プリンターだけで120万円になってしまいます。
 
「クリニックのプリンターは1台で十分でしょう」と交渉し、他の機器についても価格交渉をしたところ、結果的に400万円を282万円に下げることができました。それぐらい、業者の見積もりはいい加減だということです。

――業者のシステムは、クラウドを使っていないんですか?

川西さん: そうなんですよ。レセコンや電子カルテは、いまクラウドでできるようになっているのに、多くの業者はクラウドを活用していません。レセコンのシステムを更新する際にも、5年前と同じ仕組みのシステムを持ってくるんです。
 
いまの時代、5年前のスマホを持ってこられても誰も使わないと思うのですが、医療業界ではそれがまかり通っています。


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――クリニックが無駄にお金を払っていることは、他にもありますか?

川西さん: 通信の回線も、無駄にお金を払っていることが多いです。業者に言われた通信会社と契約しているケースがほとんどで、大手通信会社に毎月15,000円ほど払っていたりします。でも、安いプロバイダーに切り替えた方が絶対にお得です。電気代も、やり方次第で20%は削減できます。
 
また、代々続く歯科医院さんの場合は、複数の回線料金を無駄に払い続けているケースもあります。電気代の明細を見ても、まとめ請求になっているので、わかりにくいんですよ。月々わずか数千円ですが、払わなくてもいいお金を何十年も払い続けるのは、さすがにもったいないです。そういうことも、私に相談していただければ、調べることができます。

 
――川西さんに相談すると、無料でそういうサポートがもらえて、いいことだらけですね!

川西さん: ええ。クリニックの金銭的負担はゼロで、サポートだけがもらえる仕組みになっているので、私を利用しない理由は何もないと思います。今まで無駄に業者さんに払っていたお金を、他のことに使えるようになりますし、私も誠実にサポートさせていただきます。院長先生が叶えたい目標に向けて、ご一緒にお手伝いさせていただければと思います。


──川西さん、役立つお話をありがとうございました!


歯科医院経営にかかるコストを見直してみよう


医院経営における経費を見直してみると、無駄なコストが見えてくるかもしれません。
コスト削減が実現できれば、その分をスタッフさんの給与や教育に還元し、クリニック全体に良い効果が生まれそうですね。

しかし、「どこを見直せばいいのかわからない」といったこともあると思います。
そんな時は、オフィス適正化診断士の川西さんにぜひ相談してみてください!




【会社概要】
iPREG(アイプレグ)株式会社
http://funabashi.ultraprint.jp/about.html

■クリニックのOA機器コスト詳細:https://i-preg.com/

■お問い合わせはLINEまで!:https://line.me/R/ti/p/%40797envtv
※お問い合わせの際に「デンタルシステムズの記事を見た」とお伝えいただければ、コンサルティング費用は無料になります。

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記事執筆 伊藤 樹理
記事執筆 伊藤 樹理
ライター歴26年。これまで200 件以上の病院やクリニックを取材し、インタビュー記事やホームページのライティング、医療従事者向けのコラムなどを経験。日本人が本当の意味で健康になれる医療を、文章を通してサポートしている。